DMN|Diamond Design Management Network

Business Design Program

グローバル戦略

日程:2016年9月16日(金) / 時間:10:00 ~ 17:00

講師  名和高司 氏
一橋大学大学院 国際企業戦略研究科教授

日程

2016年9月16日(金) / 10:00~17:00(受付9:30〜)

会場

インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター

*会場が変更になりました。
お間違えのないようにご注意ください。

〒107-6205 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
Tel 03-6743-3779

お申し込み

参加費

一般価格(非会員):150,000円+税 / 1名 (1社 2名以上ご参加の場合は1名100,000円+税)
*ビジネスデザインプログラム会員(スタンダード)、DMNプレミアム会員は無料

概要

「技術1流、グローバル2流」——日経ビジネスの最近号の「味の素」特集のサブタイトルだ。味の素が2流だとすると、多くの日本企業は「グローバル3流」といわれてもしかたないだろう。裏を返せば、グローバル戦略に磨きをかければ、非連続な成長が可能になるはずだ。  筆者は、10年間の三菱商事時代、20年間のマッキンゼー時代、そして、この5年間は一橋大学院で「新興国戦略」講座の教鞭をとりつつ、グローバル戦略を一貫して追求し続けてきた。その一方で、ファーストリテイリング、デンソー、味の素などのグローバル企業の社外取締役として、実際のグローバル経営の現場にも携わってきた。
本セッションでは、それらの理論と実践を通じて体得したグローバル戦略の最前線を、3つの切り口でご紹介させていただく。

1.グローバル戦略の進化
グローバル戦略の中でも、最も優れたモデルとされるのが、ハーバード・ビジネス・スクールで私の師匠の一人であったパンカジュ・ゲマワット教授の「トリプルA]戦略だ。アダプト(適応)、アグリゲート(統合)、アービトラージュ(差異活用)という3つのAを駆使して、「グローカル」戦略を展開するという理論である。さらに、ネスレやGEなどの真のグローバル企業は、この3つのAの対象を有形資産から無形資産に広げることによって、世界中でイノベーションを生み出すモデルに進化しつつある。 本セッションでは、このトリプルA戦略を事例を交えて概観したうえで、筆者が「トリプルA 2.0」と呼ぶ進化型モデルをご紹介する。

2.基軸となるCSV
ハーバード・ビジネス・スクールでの私のもう一人の師匠、マイケル・ポーター教授が最近提唱している「CSV(Creating Shared Value: 共通価値の創造)」が、21世紀型の経営モデルとして注目されている。社会課題を解決することを通じて、経済価値の創造を目指すという理論だ。特に、新興国市場を攻略するうえで有効なモデルと位置付けられている。筆者は、このCSVを先進国にも適応するモデルをCSV 2.0と位置づけてグローバル戦略全体に広げるとともに、30社を超える先進的な日本企業に対して、日本型CSV経営の実践を支援している。
本セッションでは、CSVモデルを事例を交えて概説したうえで、日本型CSV(「J-CSV」)モデルをご紹介する。

3.グローバル成長モデル
筆者は最近の研究で、21世紀に入ってグローバル成長を実現している世界トップ100社に共通する「成長企業の法則」を、「LEAP(跳躍)」²として抽出した。以下の4つのレベルで、静的な強みと動的な強みを兼ね備えることで、持続的かつ非連続なグローバル成長を実現するというモデルだ。

  • ・事業モデル:Lean(リーン:静的)+ Leverage(てこ力:動的)
  • ・コアコンピタンス:Edge(尖がり:静的)+Extension(ずらし:動的)
  • ・組織DNA:Addictive(こだわり:静的)+Adaptive(適応力:動的)
  • ・志:Purpose(大義:静的)+Pivot(一歩踏み出す:動的)

本セッションでは、アップル(1位)やトヨタ(99位)などの世界トップ100社の実例を交えてLEAPモデルをご紹介するとともに、日本企業にとっての課題と可能性を議論する。

プログラム アジェンダ

  • 1.グローバル戦略の進化
    ・グローバル経営の3段階
    ・国内外の先進事例
    ・次世代トリプルA実践ワークショップ
  • 2.次世代グローバル成長に向けて
    ・CSV(共通価値の創造)モデル
    ・国内外の先進事例
    ・J-CSV実践ワークショップ
  • 3.グローバル成長企業の法則
    ・LEAPモデル
    ・国内外の先進事例
    ・LEAP実践ワークショップ
  • 事前課題図書
    ・「成長企業の法則」(ディスカバー社、3月中旬発刊予定)
    ・「CSV経営戦略」(東洋経済新報社)

講師プロフィール

名和高司
東京大学法学部卒、ハーバード・ビジネス・スクール修士(ベーカースカラー授与)。

三菱商事の機械(東京、ニューヨー ク)に約10年間勤務。 2010年まで、マッキンゼーのディレクターとして、約20年間、コンサルティングに従事。自動車・ 製造業分野におけるアジア地域ヘッド、ハイテク・通信分野における日本支社ヘッドを歴任。

日本、アジア、アメリカなど を舞台に、多様な業界において、次世代成長戦略、全社構造改革などのプロジェクトに幅広く従事。

2010年6月より、一橋 大学大学院国際企業戦略研究科教授に就任。 ファーストリテイリング、デンソー、味の素、NECキャピタルソリューションズの社外取締役、 日立、リコー、リクルート、BCG、コーチA,インターブランドなどのシニアアドバイザーを兼任。

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